■朝日町の枝垂れ桜 歴史探訪
先人から引き継がれた「枝垂れ桜」の由来
子宝に恵まれた「枝垂れ桜」たち
朝日町には沢山の「枝垂れ桜」がありますが、その多くが「青屋神明神社」枯木の子孫と言われています。
この始祖となる枝垂れ桜は樹齢500年(室町時代中期)と推定される巨木で、幾星霜(いくせいそう)を重ねながら、春になると人々の心の糧として親しまれてきました。この始祖桜が全盛の頃、根元に幼木が芽吹いたそうで、これが朝日の神社仏閣等に移植されていきました。
※朝日町は市内で最も神社仏閣が多い町の一つです
古くは、「浅井神明神社(二世)」や「万石八幡神社(二世/現在は三世)」等に移植されたとの事。
現在、全盛期を迎えている水鏡の「青屋神明神社(二世)」は、明治時代に当神社拝殿(舞殿)横に移植されたもので、
今は地元有志や地主さんの協力によって水田に水を張り、毎年、多くの方に喜んで戴いています。
「黒川天満神社」、「万石八幡神社」、「立岩神社」、「薬師堂」の枝垂れ桜も「青屋神明神社」の譜系にあたる三世である事が判明しています。
平成になり、朝日町を枝垂れ桜の里にしようと、国道361号線沿いを始め、各所に植裁を進め、今や枝垂れ桜・ソメイヨシノ・山桜・八重桜等々の
桜いっぱいの里となりました。
なお、「青屋神明神社」の古木(始祖)は寄る年波には勝てず、平成20年頃、古木の隅に花を咲かせたのを最後に枯れていきました。 現在は記念碑が立っています。
【2024年4月21日現在】
●水芭蕉情報
美女高原キャンプ場:見ごろ
秋神温泉:見ごろ
●桜の開花状況
近年に稀にみる温暖差が激しい日が続いたことで、過去に例がない事態が発生しております。
満開になる前に葉が出てきた枝垂れ桜も少なくなく、例年より見頃期間が短くなると予想されています。
・法正寺:散り途中 五分残る
・一之宿神明神社:散り途中 二分咲き
・秋神川の八重桜:つぼみ
・西洞川の八重桜:つぼみ
6月2日 ワイルドボア鈴蘭 WEXイースト
6月16日 ワイルドボア 岐阜 中部 全国大会
10月6日 ワイルドボア鈴蘭 WEXイースト
朝日町は飛騨高山の東南に位置し、乗鞍岳と御嶽の山懐に抱かれた豊かな大自然と人情深い町民の農山村です。朝日町の中心地に位置する道の駅ひだ朝日村には高山駅から車で約20分、長野県境から約30分に位置します。
1,四季が明瞭であること
春は枝垂れ桜や山野草を楽しむハイキング、夏はキャンプ・川遊び・渓流釣り、秋はきのこ狩り・紅葉狩り、冬は氷点下の森や雪で遊べ、いつ来ても大自然を満喫できます。
夏はもちろん暑い日もありますが、都会に比べて湿度が低い為、体感温度が低く感じられます。特に秋神ダム上流地域にあたる「秋神地区」は西日本の中で最も涼しい避暑地です。
また冬は雪が適量に降ります。豪雪地帯ののように一度に大量に降ることはありません。標高が高いので気温は低いですが、雪国としては過ごしやすい環境と言えます。
2,自然を満喫できるレジャー施設がたくさん
飛騨あさひは飛騨地方で最もキャンプ場が多い地域です。それぞれのキャンプ場にはそれぞれ特徴があり、自分にあったキャンプ場をお選びいただけます。
またゴルフが楽しめるレジャー施設が3施設あり、グランドゴルフ、ショートホールゴルフ、本格派ゴルフ、こちらも自分の合わせたゴルフ場を選択できます。
渓流釣りも盛んな地域で、アマゴ・イワナ・鮎などを釣ることができ、さらにはダム釣りも楽しむことができます。
3、高地トレーニングができる
標高2500mの胡桃島キャンプ場付近は「チャオ御岳リゾートゾーン」として、標高約1400mの鈴蘭高原カントリークラブ付近は「鈴蘭高原エリア」としてナショナル高地トレーニングエリアの一部に認定されおり、多くのアスリートが訪れます。中でも鈴蘭高原カントリークラブではゴルフ場の芝生を利用した「高地芝生トレーニング」を行うことができます。心肺機能・脚力強化はもちろん、多くのアスリートが課題としている「膝の負担を減らしたトレーニング」ができる施設として注目を浴びています。