[ななほんさわら]
国道361号線を高山市朝日町甲地区に入ると旧国道沿いにこのサワラがあります。朝日町甲地区で一際目立つ歴史ある大木「七本椹」。
根元の幹周囲9.1m、根元から数mのところで6幹に分かれ、それぞれの幹周囲約1.2m、樹高36mの巨樹です。この木は、縦9m、横5mの塚の上にあります。飛騨朝日の歴史文化スポットの一つで、小さな釈迦堂と、安永3年(1774)、大原騒動で斬首された義人市左エ門の墓標があります。
伝えでは、伏見天皇のころ甲村に文作という者(現永瀬氏の祖先)があった。剣道に志し諸国修行をし永仁元年(1293)2月2日家を出たまま行方不明になっていましたが、仏道に入り高野山で髪をそり釈常栄の法号をうけ66ヶ国を遍歴した後、郷に帰り乾元元年(1302)3月2日に大往生を遂げました。彼に七男あって長男が父の遺骸と経書をここに埋め、7人兄弟でありましたので6本のサワラの苗とサクラ1本をここに植えたのが今日の七本サワラであり、このうち、サクラは枯れてサワラの6幹となったといわれています。
住所:岐阜県高山市朝日町甲
問い合わせ:飛騨あさひ観光協会 ※返答に時間を要する可能性がございますので、問い合わせは専用問い合わせフォームをご利用ください
料金:無料
駐車場:無し お客様責任で路上に駐車をお願いします
■マイカーでのアクセス
【高山方面より】高山ICから国道158号・361号を経由して約30分
【長野方面より】岐阜・長野県境より国道361号を経由して約34分
■電車でのアクセス
・JR高山線 久々野駅下車後、タクシーで14分
・JR高山線 高山駅下車後、タクシーで26分
■公共バスでのアクセス
濃飛バス朝日線「七本さわら公園」バス停留所下車