· 

飛騨あさひ釣り場「秋神グラウンド横」

高山市朝日町桑之島秋神グラウンド横

 

この釣り場は、朝日町で最も駐車場が整備され、河川までの距離が近く、しかも釣りがしやすいスポットです。もちろん釣れるかどうかは本人の腕次第なのですが、釣りをする環境としては朝日町で一番おすすめできます。

 

一つ難点が駐車場の位置が少し分かりにくいというところ。「秋神グラウンド」でググれば会場の数100メートル付近まで行くことができますが、ナビでよくある近くまで行けるが到着できないという現象が起きてしまいます。旧秋神小学校と秋神研修センターで挟まれている道を、道なりに進めば秋神グラウンドが見えてきますので、目視でグランドに近づいて行ってみましょう。秋神グラウンドの駐車場はアスファルトで整備され、駐車場自体は無料でご利用できます(秋神グラウンドの使用は有料です)。

 

さてさて、そろそろ秋神地区でも鮎の解禁日が近づいています。解禁日は7月10日(土)です。この秋神川の鮎はとってもおいしいんです。毎年「全国効き鮎グランプリ」という鮎の味のNO1を決める大会が開催されていますが、2年前にこの大会に出場し、見事準グランプリを獲得することができました。秋神川の鮎は生息限界に近い標高で育っているため、通常の鮎に比べて小ぶりですが、身が引き締まり、皮もとても美味しく食べることができます。秋神川は水温が低く、水がとてもきれいで、生活用水がほとんど混ざっていませんので、鮎のエサとなる藻が非常に少ない。だから鮎の体は小さく、身はとてもおいしい。

実はこの秋神の鮎は、とても美味しいのにも関わらず、地元朝日町住民でも食べたことがない人はたくさんみえます。それは秋神の鮎が美味しいことを知らないというのではなく、鮎の数が少ないからです。水が冷たく、エサが少ない秋神川は、鮎にとって生存環境が厳しい。希少であり、全国トップクラスにおいしい鮎、それが秋神川の鮎です。

そんな鮎の解禁日が近づいています。大漁の年であることを願うばかりです。

 

 

桑之島秋神グラウンド付近

駐車のしやすさ

★★★★★

駐車場から河川までの道のり

★★★★★

釣りのしやすさ

★★★★★